
自宅教室を理想のインテリアにする近道
こんにちは、自宅教室サロンインテリアコーディネーター奈良坂りえです。
「素敵な教室にしたい。」
そう思ってPinterestやInstagramを開き、
気になるお部屋を保存していく。
「これもいいな。」
「この色も好き。」
「この棚も真似したい。」
気が付けば100枚以上保存していた。
でも、いざ一覧で見返してみると、
「あれ?私はどんな部屋にしたかったんだっけ?」
そんな経験はありませんか?
実は私自身も、住宅会社でインテリアコーディネーターをしていた頃、
この迷子を何度も経験してきました。
そして私自身も、最初から「まとめる力」があったわけではありません。
モデルハウスで学んだ「素敵」の正体
私が住宅会社でモデルハウスづくりに携わっていた頃のことです。
完成したモデルハウスの写真を広告に掲載する前、
社長から言われた一言が今でも忘れられません。
「このクッションの色がダメ!」
その言葉をきっかけに、休日になると他社のモデルハウスや住宅展示場へ足を運び、
広告や施工事例も数えきれないほど見比べました。
その中で気付いたことがあります。
素敵に見える空間は、決していいものをたくさん集めた部屋ではありませんでした。
色、素材、家具、小物、照明。
すべてが一つの世界観に向かって選ばれていたのです。
つまり、「集める」よりも「まとめる」ことのほうが何倍も大切だったのです。
なぜ「集める」だけでは迷子になるのか

Pinterestに保存した100枚。
その100枚は、それぞれ違う人が、違う予算で、
違う家族構成で、違うコンセプトで作った空間です。
一枚一枚は完成された世界。
でも、その世界同士を混ぜても、一つの世界観にはなりません。
例えば、
- この写真は照明が好き
- この写真は床の色が好き
- この写真はソファが好き
- この写真は植物の飾り方が好き
実は「好き」の理由が全部違うのです。
それなのに全部を「素敵」というフォルダへ入れてしまう。
だから後で見返すと、何を基準に選べばいいのか分からなくなってしまいます。
これはセンスの問題ではありません。
保存の仕方の問題でもありません。
軸がない状態で集めているからなのです。
「素敵」にもいろいろな種類がある
一言で「素敵」といっても、
- 北欧風
- ナチュラル
- ホテルライク
- ラグジュアリー
- カフェ風
- ジャパンディ
- モダン
全部違います。
それぞれに魅力があります。
でも、自宅教室やサロンは、一つの世界観に絞ったほうが、
お客様には伝わりやすくなります。
あれもいい。
これもいい。
そうやっていいとこ取りをすると、結果として統一感は失われてしまいます。
「まとめる」は削る作業
多くの方は、
「もっと参考画像を集めれば答えが見つかる」
と思っています。
でも実際は逆です。
必要なのは、
選ぶこと。
そして、
手放すこと。
例えば、
- ベージュを基調にする
- 木の色は一種類にする
- ゴールドをアクセントにする
- ナチュラルテイストで統一する
このように軸を決めると、
「これは素敵だけど、今回は違う。」
と判断できるようになります。
集める作業は広げること。
まとめる作業は削ること。
使う力がまったく違うのです。
開業前だからこそ、遠回りしない方法を
自宅教室やサロンを始める頃は、本当に忙しいですよね。
レッスン準備。
資格取得。
SNSの発信。
ホームページ。
LINEの準備。
そこへインテリアまで考えるとなると、
「とりあえずPinterestで探そう。」
となりがちです。
でも実は、その方法が一番時間を使ってしまうことがあります。
先に決めるべきなのは、
- 色
- テイスト
- 雰囲気
- お客様に与えたい印象
この4つです。
軸が決まってから探すと、不思議なくらい迷わなくなります。
私がお手伝いしているのは「軸づくり」です
私の仕事は、家具を選ぶことだけではありません。
「この先生から学びたい。」
そう感じてもらえる世界観を一緒につくることです。
住宅会社・モデルハウスで培った経験を活かし、
お客様のサービス内容や理想のお客様に合わせて、
どんな色がいいのか。
どんな雰囲気が伝わるのか。
どんな空間なら選ばれるのか。
そこから一緒に考えています。
だからPinterestの100枚も、ただの参考写真ではなく、
「意味のある1枚」
へと変わっていくのです。
まとめ|まず探すより、軸を決める
Pinterestで100枚保存しても部屋がまとまらない。
それは、あなたのセンスがないからではありません。
「集める」と「まとめる」という、まったく別の作業を同時に進めていたからです。
だから、これからはもう一つ画像を探す前に、
「私はどんな教室にしたいんだろう?」
と考えてみてください。
その答えが見つかれば、100枚の写真は迷いの原因ではなく、
理想の空間をつくるためのヒントへと変わります。
そして、一人でその軸を決めるのが難しいときは、
ぜひプロを頼ってください。
遠回りせず、あなたらしい「選ばれる教室・サロン」の第一印象を、一緒につくっていきましょう。