
こんにちは。
個人サロン・教室専門インテリアコーディネーターの奈良坂りえです。
私は一度、子育てとの両立が難しくなり、
大好きだったインテリアの仕事を辞めました。
それからは専業主婦として、娘との時間を大切にする毎日。
でも、心のどこかには、ずっとこんな気持ちがありました。
「もう一度、インテリアの仕事がしたい」
仕事を探しても、希望する時間帯の求人は
なかなか見つからず、どうしたらいいのか分からない。
そんな私が40代で出会ったのが、フリーランスの
インテリアコーディネーターという働き方でした。
今回は、専業主婦だった私が、どのようにしてインテリアの仕事を再開したのか。
そして、実際に働き始めて感じたことをお話ししたいと思います。
インテリアの仕事に戻りたい。でも、働ける求人が見つからない
仕事を辞めてからは、毎日娘と公園に出かけたり、
一緒に過ごす時間を楽しんだり、
子育て中心の生活を送っていました。
でも、インテリアの仕事をしたいという気持ちが
なくなったわけではありません。
「家の近くで、インテリアの仕事はないかな?」
そう思って求人を探してみるものの、
見つかるのはフルタイムの仕事で
土日仕事で火水休みのところばかり
小さな子どもがいると、働ける時間にも制限があります。
娘が小学校に入れば、学校から早く帰ってくる日も
ありますし、夏休みや冬休みなどの長期休みもあります。
以前のように、仕事を優先した生活に戻ることは難しいと感じていました。
仕事はしたい。でも、家族との時間も大切にしたい。
その両方を叶えられる働き方が、
なかなか見つからなかったんです。
夫への申し訳なさと、ずっと続いていたモヤモヤ
専業主婦として過ごしながら、
夫に対して申し訳ないという気持ちもありました。
自分も働きたいのに、思うように仕事が見つからない。
これまでインテリアの仕事をしてきた経験があるのに、それを活かせない。
「このままでいいのかな……」
そんなモヤモヤした気持ちを、ずっと抱えていました。
でも、何もせずに過ごしていたわけではありません。
YouTubeを見ながらブログの書き方を勉強したり、
自分にできることはないかと調べたり。
すぐに答えが見つからなくても、
何か方法があるはずだと思い、模索していました。
「土日は休みにしています」YouTubeで知った新しい働き方
そんなある日、YouTubeでフリーランスとして
活動しているインテリアコーディネーターの方の
動画を見つけました。
その方が話していた言葉が、とても印象に残っています。
「土日は休みにしています」
「えっ! インテリアコーディネーターなのに、土日を休みにできるの?」
驚きました。
私が住宅会社で働いていた頃は、土日は
お客様との打ち合わせが入るため、
仕事をするのが当たり前でした。
インテリアコーディネーターとして働くなら、
土日も仕事をしなければならない。
ずっと、そう思っていたんです。
でも、その方は自分で働く日を決めながら、
インテリアの仕事をしていました。
「そんな働き方ができるんだ!」
その言葉に、すっかり引き込まれてしまいました。
会社に勤める以外にも、インテリアの仕事を続ける方法がある。
それまで見つからなかった、新しい可能性を感じた瞬間でした。
40代でフリーランスに挑戦。自分の貯金で講座と機材を購入
フリーランスのインテリアコーディネーター
という働き方を知り、私は講座で学ぶことを決めました。
受講料は数十万円。
決して安い金額ではありませんでした。
でも、自分の貯金があったので、
そのお金を使って挑戦することにしたんです。
講座だけでなく、仕事に必要なパソコンとカメラも購入しました。
このとき、夫には相談せず、自分で決めました。
それまで、インテリアの仕事をしたくても、
子育てと両立できる求人が見つからず、ずっと悩んでいました。
でも、ようやく自分にもできるかもしれない
働き方が見つかったんです。
「もう一度、好きなインテリアの仕事がしたい」
その気持ちが、私を動かしてくれました。
講座で学んだことを、一つひとつ実践する毎日
講座では、インテリアプランやパース図の作り方、
ビジネスやブログの書き方などを学びました。
そして、教わったことを一つひとつ実践していきました。
最初からお客様がいるわけではありません。
まずは、自分の仕事を知ってもらうことからのスタートです。
私はブログを毎日更新しながら、
講座で教わった通りにモニター募集を始めました。

初めてのお申し込み。ブログを読んでくれていたことが嬉しかった
そして、初めてのお客様からお申し込みをいただきました。
もちろん、とても嬉しかったです。
でも、同時に不安でいっぱいでした。
「私にちゃんとできるかな……」
そんな気持ちもありました。
ところが、お申し込みのアンケートを読んでみると、
インテリアについてのお悩みがいろいろと書かれていたんです。
そこから、お客様の「今の空間を本気で変えたい」
という気持ちが伝わってきました。
それを読んで、とても嬉しくなりました。
「こんなふうに悩んでいる方が、私に相談してくださったんだ」
そして、もう一つ嬉しかったことがあります。
他のアンケートには、私がブログを
毎日更新しているところに惹かれた、
ということも書いてくださっていたんです。
「ちゃんと見てくれている人がいるんだ!」
そう思いました。
毎日ブログを書いていても、
本当に誰に届いているのか分からないこともあります。
でも、コツコツ続けていたことを見て、
申し込んでくださった方がいた。
それが本当に嬉しかったんです。
小さな積み重ねが、お客様との出会いにつながった
初めてのお申し込みは、フリーランスとして
仕事を始めた私にとって、忘れられない出来事になりました。
仕事をしたくても、自分に合う働き方が見つからなかった日々。
そこから、YouTubeで新しい働き方を知り、
講座でビジネスや集客・セールス等を学び、
ブログを書き続けてきました。
その一つひとつが、お客様との出会いにつながったんです。
そして、実際にお申し込みをくださったのは、
サロンや教室をされている女性の方が多くいらっしゃいました。
自分の好きなことや得意なことを活かして、
お仕事をされている女性たち。
そんなお客様と出会ううちに、
私もこの方たちのお役に立ちたいと思うようになりました。
今、個人サロン・自宅教室専門の
インテリアコーディネーターとして活動しているのは、
こうした出会いがあったからです。
子どもの学校生活に合わせて働けることが、何よりありがたかった
フリーランスになってよかったと思うことは、たくさんあります。
その中でも一番大きかったのは、
娘の学校生活に合わせて、自分のペースで仕事ができたことです。
春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、冬休み。
学校がお休みのときには、
娘のそばで見守りながら仕事を進めることができました。
特に小学校低学年の頃は、
まだ一人で長時間お留守番をさせるわけにはいきません。
学童という選択肢もありましたが、それは
選びませんでした。
もし会社勤めをしていたら、長期休みのたびに
どうしようかと悩んでいたかもしれません。
でも、自分で仕事のスケジュールを調整できたことで、
そうした心配を抱えずに過ごすことができました。
それが、私にとっては本当に大きかったんです。
娘の中学受験も、そばでサポートすることができました
更に娘は中学受験を目指していたので、
お弁当を作ったり、塾のお迎えに行ったりと、
親としてサポートすることもたくさんありました。
夫は土日休みでしたが、当時はリスキリングのために、
ほとんどの週末を課題に取り組む時間に使っていました。
そのため、娘のサポートは主に私が担当していました。
もちろん、仕事との時間のやりくりは必要でしたが、
自分でスケジュールを考えながら動けたことは、
とてもありがたかったです。
また、学校のPTA役員を引き受けることもできました。
娘の成長や学校生活に関わりながら、
自分の好きなインテリアの仕事も続けられる。
以前の私には、なかなか想像できなかった働き方でした。
お客様に喜んでいただけることも、仕事を続ける原動力に
そして、もう一つ嬉しかったのは、
インテリアの仕事を通して、
お客様に喜んでいただけたことです。
自分の好きなことや、これまで学んできたこと、
経験してきたことが、誰かのお役に立てる。
お客様から喜びの声をいただくたびに、
「やっぱり、インテリアの仕事が好きだな」
と感じます。
一度は子育てとの両立が難しくて辞めてしまった仕事。
でも、働き方を変えることで、もう一度続けることができました。
現在は、自宅教室や個人サロンのオーナー様が、
自信を持ってお客様をお迎えできる空間づくりを
お手伝いしています。
ただおしゃれにするのではなく、その人らしさや、
サロン・教室の魅力が伝わる空間をつくること。
それが、今の私の仕事です。
家族との時間も、好きな仕事も諦めなくてよかった
以前の私は、仕事を続けるためには、
家族との時間をある程度犠牲にしなければならないと思っていました。
でも、フリーランスになってからは、
子どもの学校生活や家族の状況に合わせて、
自分で仕事の時間を考えられるようになりました。
もちろん、フリーランスだからこその大変さもあります。
それでも、私にとって一番大きかったのは、
心に余裕が生まれたことです。
娘が学校から帰ってきたときに、家で迎えてあげられる。
長期休みには、そばで見守ってあげられる。
必要なときには、娘のために時間を使える。
そんな毎日を過ごせたことが、
私にとって何よりもよかったと思っています。
振り返ると、子どもの頃、
自宅でピアノ教室を開いていた母の姿が思い浮かびます。
好きな仕事をしながら、家族との暮らしも大切にしていた母。
いつの間にか私も、自分なりの形で、
そんな働き方をしていたんですね。
40代で新しい一歩を踏み出したことで、
もう一度好きな仕事ができるようになりました。
そして今は、同じように自分の好きな仕事を
大切に育てている女性たちを、
インテリアの力で応援したいと思っています。
家族との時間も、自分の好きな仕事も、どちらも諦めなくていい。
今、心からそう感じています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。